第拾七話 多業種の適格者
gozaです。
前回のとおり、各部に取りやめの手続きに奔走しなんとかほっとしたそれは、6月のことでした。
アプリ会社者の社長さんには料金を年越しにずらしてもらい、金策を講じました。
税理士さんは、お金を借りる直前の準備段階だったので、特に多大な迷惑をかける前で終了してよかった。
今回の件で、新プロジェクトは完全に停止しました。これは現在も、進行はしていません。
今回の被害額はあまり、大きな声では言えませんが、〇〇〇万円くらいでしょうか。。
なに手元には残らなかったですけどね。ただ、色々な方と人脈が結ばれたの事実。
お金ね人脈を買ったわけではありませんが、いい出会いがありました。
自分達とは全く違う、他業種の人と会話をすると非常に力になる。すごく、刺激をもらいます。それは、異世界からきた救世主のように輝いている。
自分達と頑張ってきてくれたその異世界からの救世主へ謝罪の気持ちでしか、返せない自分達の無力さを感じてしまう。
まだまだ自分達の会社が、力不足それを気づかされた。
ここからが踏ん張りどころ、さあ、頑張っていこう。
次回、存続の選択を 次回
第拾陸話 灰に至る伝言 そして
gozaです。
あっけにとられるメールの内容に、私達は唖然。。
当然のごとく
goza会社役員1「これ、完全になめてますよね」
goza会社役員1は完全に頭にきている。というか、普段普通にみたら完全にあっち側の方のように、見た目がやばい人なので(すごい内面いい人)、ガチ感半端ないでしょ。
goza会社役員2「ふざけてるでしょ」
goza会社役員2は海老蔵似なんだよね。完全に海老蔵、そう海老蔵ですこれ。
とみんなの怒りをみているとなぜか冷静になってしまったgoza。
よくあるパターンですが、自分より、怒りを感じているひとをみるとかなり、冷静になってしまう。打開策を考えるよい機会になった。
よく考えれば、他社に依存の比重が大きくしてしまったシステム自体がよくなかった。
いずれは、足をすくわれかねないプロジェクトの可能性があったことを今回気が付けたことはよかった。ただし、損害を被ることは痛手だが。。。
とりあえず、メールを返信してやろうとおもった。
電話や直接は恐らく、メールで対応したくらいだから、直接あったり、電話での対応はしないことは明らか、社会人として大人の対応はしておこう。
今回の白紙の件了解いたしました。今回の件で、御社の至らぬ点があったものと考えております。次回、機会がありましたらお願いします。
と。正直あったら、怒り爆発ですが。。
メールに対しての返信。。当然なし。
取引した相手が悪かったと反省。とんとん拍子だったところに落とし穴があることも考えなければいけない。
勝手兜の緒を締める。身にしみて感じてしまった。
ここから、各部へお詫びのご連絡。非常に申し訳がない。
アプリ会社の社長に関しては、料金を半額にしてくれただけでなく、今後、あらゆる支援をしてくれると応援までしていだたいた。この、つながりだけでもお金を払った価値がある。
会社のつながりは利益は当然であるものの、人のつながりが一番だと、社長になって一番感じた。
これほどまでに、会社に対して起こりえる事象に、対応していかなければいけないことを考えると、通常のルーティンや業務は社員に任せるのは当然であり、とても忙しくて手が回らない。
たしかに私自身が社畜であると同時に、社長をしていると、社員はその責任や不安から考えると非常にいい立場であると再度認識できた。。
社畜であるとその考えさえ、なくなり、他人の立場を批判したりする人間が多いが、それは、どれだけ、自分が視野が狭いか、自分が社長になってみればわかると思う。
と葛藤している間に、役員たちが淡々と作業を進めてくれ、滞りなく、謝罪回りをおえることができました。
共同経営のいいところですね。
ふう。。。この借りはかならず返す。。
次回、他業種の適格者、次回も取引取引!
第拾伍話 破棄と沈黙
gozaです。
前回のお話で、A社が絡むのであれば、契約破棄を念頭に考えていた私達。
アプリ会社の社長さんや資金繰りでお世話になっていた税理士さんに今回の件を連絡。
皆さん良い方で回答をまっていただき、最悪のケースは備えていただけることに。。
皆さんいい人すぎて、助かりました。
弁護士に契約の破棄についての損害賠償の件で相談すると、現在の状況だと厳しいとのことでした。。。よって、アプリの製作費等は最悪の場合は、当社で受け持つことが濃厚とのこと。
goza「・・・・・」
goza初号機完全に沈黙しました。シンクロ率0%です。
くそっ 動け動け、動け動け動け動。。動け動け動け 動いてよ!!
goza「とりあえず、Q社に対して、連絡をしなけれ。。ん?」
ブーブーブー (携帯のバイブ音が鳴る音)
goza「メールだれから。。。は??」
Q社からメール
「この度はアプリ制作のありがたいお話を進めていただきありがとうございます。
大変残念ではございますが今回の件は、白紙でお願いいたします。
今後ともよろしくお願いいたします。」
goza「メール?意味がわからない?大事な契約の話をメール? は?」
しかも、後で気づくのが、白紙の文字が太字。協調したかったのね。。
私は完全に沈黙。。。
このメールが届いたのは、持ち帰って話し合った翌日でした。
この数分後、私と役員は碇ではなく、怒りに震え、この会社への違う形の復讐を誓いました。
これサードインパクトだよ完全に。。
次回、灰に至る伝言、そして 次回も販売、販売!
第拾肆話 チート 魂の座
gozaです。
前回、第拾参話であった、怒り心頭のQ社からの回答を持ち帰るgoza。
まいった。。
正直、契約破棄の場合かなり、損害を被る可能性が高いし、A社にマージンを取られる場合、完全にA社ばかりかQ社に半永久的に生き血を吸われる存在になってしまうではないか。
負担ばかりを、当社が負うなどありえない。
横槍の目を他社に任せていた甘さが完全に、今回の針の穴だ。
「信用をしても、信頼をするな」
これは社畜として完全に、身についていたはずなのに。
完全に舞い上がっていたな。。反省してもしきれないが。
この内容を会社に持ち帰って会議の場にあげた。。。
「碇くん。この度の予定変更。どう始末をつけるつもりかね。」
「大丈夫です。これもゼーレのシナリオ通りです」
とはいかないよこれは。。。。。
goza「完全に横槍を入れられたわ」
goza役員「アプリの仕様書についてはQ社に流してなかったよね?」
goza「さわりのプロトタイプを触らせただけで、仕様書は渡してない。どうする?
正直、A社が絡むなら、破棄しても俺はかまわない」
goza役員「他の会社にあたる方法は?」
goza「Q社を外す場合のリスクが高いよ。Q社は完全にその業界を牛耳っている。それなら、破棄のほうがまだましだろう。」
goza役員「。。。。了解。破棄の場合、アプリ会社には振興に伴う支払をしないといけないぞ。ただではすまんよ。あと、Q社に損害賠償を請求できるか弁護士に確認をしよう」
goza「すまんがたのむ。多分最悪の場合は破棄になるし、損害を被るが我慢してくれ」
goza役員「了解。それはしょうがない。。当然リスクは承知の上」
goza「ありがとう」
ぐっとつかれと、申し訳なさがこみあげてくる。。。
なんてことだ。。無力すぎる。横槍に対して、武器が弱い。
シトを退ける唯一の人型汎用機も、迎撃ができる都市も持ち合わせていない。
若さをもっている選抜されたチルドレンでもない。
ただのおじさんじゃん。。。。。
ぬおーーー。。
ただ救われたのは、良き仲間に巡り合えたことかなんとかするしかない。
まだ、破棄することになったわけではないが、破棄99%ですすむ会社。
次回、破棄と沈黙 あれ、答え出てんじゃ。。。 次回も営業、営業!
第拾参話 横槍 侵入
gozaです。
昨年の5月、新プロジェクトに本腰を入れて取り組んでいた私達は、Webミーティングを繰り返し、前回作成した、アプリの仕様書を元に、細かい修正作業をしていました。
ちょうど、アプリ会社(仮名APP社)の社長さんが、私達の会社を置いている地域に、仕事で来られるということで、食事の場をご用意。
webミーティングとは別に砕けた感じの話メインで、今後の展望について、非常に今後ためになる充実した時間を過ごしました。
6月上旬、東京に出向き、以前賛同してもらった、卸していただいてる取引先Q社に出向くと、なぜか雰囲気がいまいち。。。
「なぜだ???」
この6月の会合はあくまで、アプリの作成進捗状態の報告と、売り上げ予想の詳細がでた報告。しかも、前回の報告より、かなり良い報告内容なのに。
おかしい。。
Q社はなぜか、アプリの作成に対して、念押しでGOを出していたはずなのに、急になぜが否定的だ。頭ごなしに、アプリを否定してくる。
ん?
これは。。。
以前Q社とアプリ化について詳細を詰めているときに、マイナスが出る部分があると指摘したときに、やり玉にあがった別のA社という会社があった。
A社は、Q社とはつながりが深い関係があったため、こちらとしては、無碍に扱うことはしたくなかった。
ただし、A社は全く今後の展望を見ておらず、時代の波に逆らうことなく、赤字に対して何も対策を取らないような、ダメな会社だった。
私達はこのA社が展開している一部の商品の販売権はほしいものの、正直、手を組むことはしたくなかった。
今後のことを考えると私達の新しいプロジェクトに関しては完全に足かせになる可能性があったため、私達は挨拶にいったことはあるが、手を組む考えは最初から考えていない。そう言う会社だった。
Q社はアプリの収益と今後の展望を考えて、A社には、今回の件は一切触れさせないという条件をgoza社に以前、提示してきていた。それを飲んでの契約。。
Q社「gozaさん、この販売法は賛成できないな~」
前回は太鼓判を押して賛成していたぞ。。
goza「前回の販売方法についてご不満でしたか?今後再検討いたしましょう。」
Q社「再検討ってさあ。。。それはいいんだけどさあ、gozaさんA社の社長しってるよね」
goza「存じております」
Q社「A社さんも一枚咬みたいなんだよね。」
なんてことだ。。横槍いれやがったか。。
正直、Q社がA社に対しては完全に、今回のプロジェクトには参加させないと断言していたので、この反旗の翻りは、予想していなかった。
goza「それは、A社さんにマージンを支払う必要があるということですか?」
Q社「そういうことだね。販売経路もQ社さんの方が老舗しってるしね。協力した方がいいでしょ。」
おいおい、アプリに老舗もないだろうに。どこまで、アナログ思考だ。。
これまで、説明をしてきて販売経路やその他、根回しもしてきたのに
とは言え、まずいことになった。完全にここで、A社を切るには、契約破棄をしかねない。何より、アプリは走り出しているので、既に多大な経費が掛かっている。
くっ…
goza「会社に持ち帰って検討いたします」
そのときの私が振り絞った返答がその一言だった。
Q社のしてやった感、ブログ書いていて、思い出しても腹が立つ。。。
次回、チート 魂の座 次回も会議、会議!
第拾弐話 設立の価値は
gozaです!
令和元年になろうとしていた昨年の4月。
私達の会社は、会社のルーティンの確立と新プロジェクトの進行を同時にしていました!
プラス、ウチの会社役員は全員、他の会社の会社員。
多忙だけども、楽しい時間。かなりやりがいがあります!
アイデア浮かびまくる。
第拾話で紹介した内容にあった進行プロジェクトをするには、アプリ会社さんと綿密に調整しなければならなかったので、webミーティングで大分回数を重ねました。
アプリの仕様書を作りはじめたんですが、手間がかかる分なかなか、仕組みを考えるのも楽しい。育っていく我が子のような気分です。
新しい分野との調整。自分の会社なら尚更楽しい!
この感じ、会社を立ち上げた方は味わえます^_^
これは立ち上げた人しか味わえない価値。
さて、今日はここまで!
次回、第拾参話 横槍 侵入 次回も営業、営業!
第拾壱話 歓喜した光の中で
gozaです!
第拾話で設立した後、事務的に必要なものを揃えていきました。
・銀行口座
・通常作業のルーティン
上記を準備していきました。
銀行口座は通常、最低1つ、ただし、振り込み用と受け取り入金用で2つはあると助かります。
銀行は皆さんの使い勝手の良い銀行でいいと思いますが、取り引き履歴やホームページの有無で、口座を作る査定で弾かれる可能性があります。これは、市銀であれ、インターネット銀行であれ、査定はあります。
ただし、各種銀行によって全く違いますので、お選びの銀行で法人用の手続き等をお調べください。
私達はホームページがないことや取引履歴がないことから、無くても作成できるゆうちょ銀行 を選択しました。
ゆうちょ 銀行は最初の立ち上げには、査定が降りやすいのでおすすめです。
最初は査定がおりるかドキドキで、出来なければどう対処すれば良いか、不安でした。が無事手続き完了。
約1か月程度で通帳やキャッシュカードが届き、法人口座ができ、歓喜!テンションあがる!
この勢いで、クレジットカードも作ろうとメンバー内で決定。
ここで疑問が発生。なぜか、会社立ち上げてすぐにクレジットカードの勧誘がレンタルオフィスにワンサカ。
どれだけ情報もれとるんだ。。
年間使用料を節約するのと、会計をfreeeに契約することにしていたので、freeeカードにすることに。。
クレジットカードはめんどくさい処理はなく、あっという間に作成完了!届きました。
銀行、クレジットカード、会計サポート完了!
ああっ会社してるなぁ… 充実。。。
次回、設立の価値は、次回も営業、営業!