第拾参話 横槍 侵入
gozaです。
昨年の5月、新プロジェクトに本腰を入れて取り組んでいた私達は、Webミーティングを繰り返し、前回作成した、アプリの仕様書を元に、細かい修正作業をしていました。
ちょうど、アプリ会社(仮名APP社)の社長さんが、私達の会社を置いている地域に、仕事で来られるということで、食事の場をご用意。
webミーティングとは別に砕けた感じの話メインで、今後の展望について、非常に今後ためになる充実した時間を過ごしました。
6月上旬、東京に出向き、以前賛同してもらった、卸していただいてる取引先Q社に出向くと、なぜか雰囲気がいまいち。。。
「なぜだ???」
この6月の会合はあくまで、アプリの作成進捗状態の報告と、売り上げ予想の詳細がでた報告。しかも、前回の報告より、かなり良い報告内容なのに。
おかしい。。
Q社はなぜか、アプリの作成に対して、念押しでGOを出していたはずなのに、急になぜが否定的だ。頭ごなしに、アプリを否定してくる。
ん?
これは。。。
以前Q社とアプリ化について詳細を詰めているときに、マイナスが出る部分があると指摘したときに、やり玉にあがった別のA社という会社があった。
A社は、Q社とはつながりが深い関係があったため、こちらとしては、無碍に扱うことはしたくなかった。
ただし、A社は全く今後の展望を見ておらず、時代の波に逆らうことなく、赤字に対して何も対策を取らないような、ダメな会社だった。
私達はこのA社が展開している一部の商品の販売権はほしいものの、正直、手を組むことはしたくなかった。
今後のことを考えると私達の新しいプロジェクトに関しては完全に足かせになる可能性があったため、私達は挨拶にいったことはあるが、手を組む考えは最初から考えていない。そう言う会社だった。
Q社はアプリの収益と今後の展望を考えて、A社には、今回の件は一切触れさせないという条件をgoza社に以前、提示してきていた。それを飲んでの契約。。
Q社「gozaさん、この販売法は賛成できないな~」
前回は太鼓判を押して賛成していたぞ。。
goza「前回の販売方法についてご不満でしたか?今後再検討いたしましょう。」
Q社「再検討ってさあ。。。それはいいんだけどさあ、gozaさんA社の社長しってるよね」
goza「存じております」
Q社「A社さんも一枚咬みたいなんだよね。」
なんてことだ。。横槍いれやがったか。。
正直、Q社がA社に対しては完全に、今回のプロジェクトには参加させないと断言していたので、この反旗の翻りは、予想していなかった。
goza「それは、A社さんにマージンを支払う必要があるということですか?」
Q社「そういうことだね。販売経路もQ社さんの方が老舗しってるしね。協力した方がいいでしょ。」
おいおい、アプリに老舗もないだろうに。どこまで、アナログ思考だ。。
これまで、説明をしてきて販売経路やその他、根回しもしてきたのに
とは言え、まずいことになった。完全にここで、A社を切るには、契約破棄をしかねない。何より、アプリは走り出しているので、既に多大な経費が掛かっている。
くっ…
goza「会社に持ち帰って検討いたします」
そのときの私が振り絞った返答がその一言だった。
Q社のしてやった感、ブログ書いていて、思い出しても腹が立つ。。。
次回、チート 魂の座 次回も会議、会議!